自立支援医療費制度・生活保護についてはこちら【初めての診察について】あなたは、今どのような生活を送っておられますか?お勤めですか?主婦ですか?学生さんですか?そして、いつ頃からどのような症状でお困りですか?
最初の診察は、そのようなお話から始まります。
緊張を要するようなことは何もありません。どうぞカジュアルな感覚でいらっしゃってください。
診察室の雰囲気が堅苦しくならないよう、私は、白衣は着ていません。
カルテは、電子カルテですが、診察中は時々メモを取るだけで、キーボードは叩かず、対話に集中するようにしています。
【心療内科・神経科・精神科】職場のストレス、人間関係の悩み、ご家族の問題・・・長い人生において避けがたい問題に対処しつつ、お仕事・家事・育児・学業などの課題をこなしていくには、何よりもまず心身の健康が大切です。
でも、もし疲れ果てて限界を感じてしまったら・・・医療があなたのお役に立てる可能性があります。
特に最近は、雇用環境などの悪化に伴い、「うつ」を患う方が一層増えています。無理を重ねながら、頑張りすぎて重症化してしまう人も少なくありません。
うつ病の方は、できるだけ早めに医療機関を受診され、治療を開始することが大事です。
それが、問題解決へのターニングポイントになります。場合によっては診断書を提出して、回復するまでお休みになられることが、ご自分を、ひいてはご家族を守ることにつながります。
※当院では、保険診療の費用内で、カウンセリングも可能です。専任のカウンセラー(臨床心理士2名、認定カウンセラー&産業カウンセラー1名)が担当いたします。詳しくは、お電話にてお問い合わせください。
【カウンセリングについて】当院では、現在、火曜の午前・午後、水曜午前、金曜午後、土曜午前(第2・第4週)にカウンセリングを行っています。
医師の診察前に、別室のカウンセリングルームで、1回15~30分程度を目安に行います。
臨床心理士、産業カウンセラー、認定心理士、精神保健福祉士などの有資格者で、豊富な臨床経験を有するカウンセラーが担当いたします。
※カウンセリングには、料金はかかりません。ご予約その他詳しくは、受付スタッフにお尋ねください[TEL:03-5209-0874]
※当院では、医師も、お薬に関する話だけするのではなく、できるだけカウンセリング的な対応を心がけております。
【心のSOSを見逃さないで下さい。】例えば、あなたに次のようなサインが持続して現れていたら、「こころの病気」の可能性があります。
どうぞお気軽に受診をお考えになってみてください。
「こころの病気」であれば、適切な治療によって、問題を解決したり改善できる望みがあります。
●眠れない夜が続き、段々と疲れてきた
●どうしてもやる気が起きず、何かしようとしてもすぐ疲れてしまう
●楽しいこと、笑えることが、全く無くなってしまった
●自分なんか居ない方がいいなどと、過度に自己否定的な考えに囚われて、ときに自殺さえ考えてしまう
●急に胸がドキドキしたり、強い不安に襲われる
●今までできていたことが、うまくできなくなってしまい、仕事や学業の能率が落ちた
●気にしなくて良いはずのことが、ずっと気になって落ち着かない
●気分が変わりやすくなって、後で後悔するようなことを衝動的にやってしまう
●リストカットなど、自分を傷つける行為を繰り返してしまう
また「心の病気」の中には、これといった原因無しに、いつの間にか徐々に現れて、ご本人にも自覚が難しいケースがあります。
そのような場合、できるだけ早く病気であることに気づいて適切な治療を受けることが、とても大切です。
【心のかかりつけ医として】狭い意味での「病気」でなくても、こころの働きがアンバランスなために苦しむ人も少なくありません。
例えば『境界型パーソナリティー障害』的な傾向の在る人は、激しい感情の嵐によって自他を傷つけてしまいます。
特に自分にとって最も大切なはずの相手との関係がこじれてしまい、とても辛い思いをします。
不安定な感情を、包み鎮める器を少しずつ作っていかなければなりませんが、その道程は、単独では難しいものです。
このような人も、相性の良い通院先を見つけ、定期的に心の内を語る場を持ち、ときにはお薬の助けを借りることで、かなり楽になれる可能性があります。
当院の存在が、様々な心の問題でお悩みの方々にとって、少しでもお役に立てればと切に願っております。
【自立支援医療費制度・生活保護について】●自立支援医療制度自治体による通院医療費補助制度で、通常の保険診療より格段に負担を軽減できます。普通3割の自己負担を原則1割に軽減可能です。
診療費だけでなく、お薬代にも適用されますので、大きなメリットがあります。ある程度以上の症状と通院実績があれば即申請可能で、自治体に当院作成の診断書を提出する必要がありますが、手続きはそんなにややこしいものではありません。
プライバシーは厳密に管理されているので、心配ありません。
詳しくは、お住まいの市区町村窓口、居住区管轄の保健所(保健センター)、または当院03-5209-0874へお問い合わせください。
なお、東京都を一括する問い合わせ先は、中部総合精神保健福祉センター03-3302-7871となっております。ネットからも情報検索可能です。Googleで、「自立支援医療 東京都」と入れると、東京都福祉保健局のHPが出てきますが、そこに詳しく説明されています。
●生活保護現在生活保護受給中の方で、当院受診ご希望の方は、ごく簡単な手続きで受診可能です。まず、福祉担当者にご相談ください。
【電子カルテについて】当院は電子カルテを使っていますが、患者さんと向き合うコミュニケーションを損なわないようにするため、診察時はノートにメモしています。
ノートは、使用後完全に裁断処理し、廃棄しています。
電子カルテシステムはインターネットとは接続しておらず、外部からは一切アクセスできないようになっていますので、個人情報は完全に保護されています。
また、当院は、不審者の侵入に即応できるセキュリティシステムを採用しています。
■1998年より墨田区内のメンタルクリニックに勤務し、うつ病、躁うつ病、統合失調症、パーソナリティー障害から認知症に至るまで、老若男女様々な患者さんの外来診療に従事して参りました。
その際、気軽に受診できる街中の精神科外来医療の重要性を学びました。
■そして、このたび2008年1月7日、通院に便利なJR神田駅西口近くにて心療内科・神経科・精神科クリニックを開院致しました。
スタッフ一同、お気軽に通っていただける雰囲気を大切し、気楽にリラックスして語って頂けるよう日々努めております。
ロゴの二頭のイルカは、支え合う心を大切にしたいという想いを表しています。
どうぞよろしくお願い致します。