Dr.からのワンポイントアドバイス

第一線の医師・歯科医師による医療情報・健康情報・健康ワンポイント集です。気になるタイトル及び内容から執筆頂いたお医者さん・歯医者さんの詳細ページに飛ぶことができます。あなたにピッタリの「かかりつけ医」を見つけるご参考にして下さい。

2004-10-24

虫歯予防
虫歯の原因菌に感染させないこと。感染させてしっまたら除菌すること。フッ素やキシリトールを上手に使うこと。よくかんで食べること。虫歯予防はそれほど難しくないです。やる気があれば。

2004-10-24

骨粗鬆症
女性の骨密度は50歳代から60歳代にかけて急激に低下します。骨折や背骨の変形が進まない限り骨粗鬆症は無症状で進行しますので、一度は骨密度測定をお勧めします。

2004-10-24

歯ブラシ
ブラッシングは生活習慣であるにも関わらず、多くの人がその方法をあやまっているようです。特に多いのは、毛の硬い歯ブラシで短時間で磨こうとする方です。確かに硬い歯ブラシでは磨けた気がしますが、歯や歯ぐきを傷つけている場合があります。傷ついて赤く腫れた歯ぐきを硬いブラシでこすると更に炎症は進み、歯ぐきは下がり、歯の根が出てしまいます。虫歯でもないのに冷たいものがしみた事はありませんか?正しいブラッシングを知っているという事は、今後起こるはずであった虫歯や歯槽膿漏を未然に防いでいるということです。一度ブラッシングを教わっては如何でしょうか?

2004-10-24

歯医者に通う回数を減らすコツ
悪いところをためずに半年、少なくとも1年に1度の検診を続けてください。そうすると治療が長びく事もないですし、常に良い状態を保てます。

2004-10-24

歯牙移植について
歯冠崩壊の激しい保存不可能な歯(ボロボロになってしまった歯)があり親知らず等の不要な歯(状況による)があれば、それを移植する事により、審美的、機能的に回復する事が可能です。

2004-10-24

インプラント(人工歯根)について
インプラント(人工歯根)の治療は、日々進歩しており、昔はインプラント治療の適用でなかった人も、現在では骨移植や骨増生によりインプラントの恩恵を多くの方が受けています。約30年前にインプラント治療を受けられた方が今でも快適にお食事をされている今日では、インプラント治療は安全かつ確実な治療方法といえるでしょう。

2004-10-24

インプラント(人工歯根)について
インプラント(人工歯根)の治療は、日々進歩しており、昔はインプラント治療の適用でなかった人も、現在では骨移植や骨増生によりインプラントの恩恵を多くの方が受けています。約30年前にインプラント治療を受けられた方が今でも快適にお食事をされている今日では、インプラント治療は安全かつ確実な治療方法といえるでしょう。

2004-10-07

お子様のおやつについて
基本的に虫歯にならない食べ物は殆どありません。米やパンなどの炭水化物のように分解されると糖になるものなど、甘くないからといって油断はできません。では、何に気をつければいいのか・・・ ポイント!
内容:歯にくっつきやすいもの(キャラメル・ガム)ややわらかい食べ物は長時間、口に残り歯を溶かすので避ける。糖分以外の栄養があるおなかに貯まるようなものをおやつに選ぶ。  
採り方:きちんと三度の食事を採るためにも小腹がすくたびにちょっと食べるような食べ方は避けましょう。ちょこちょこ食べる食べ方では、食べる量が少なくても、何回も歯を溶かすので虫歯にはとてもなりやすくなります。

2004-10-06

声を悪くする原因
たくさん挙げられますが、一つは声の出し方の量と質の問題があります。また声を出すときの呼吸の問題も有ります。声の出し方に無理がある場合、また声を使う量が多すぎる場合、声を悪くする事があります。

2004-10-06

慢性肝炎はフォローが重要
C型などの慢性肝炎では自覚症状が魔オいため発見が遅れたり、判った後も定期的な検査が行われず取り返しのつかない結果になることもあります。身近でかかりやすい医療機関での定期的なフォローが大切です。

2004-10-06

ストレス
ストレスは誰にでもあります。ご存知のように、ストレスによってうつ病や精神病になったり、糖尿病・高血圧が悪化したり、胃潰瘍・腸炎・アレルギー症状が出現したり、不眠や食欲低下になったりと、さまざまな病気、症状の原因になります。いまや、精神科疾患の原因だけではありません。ストレスを過度に解消しながら生活する事が、自分の健康も自分に関わる人の健康も保つ事になると思います。私も仕事に追われ、趣味の時間を取れないのですが、皆さん健康管理の為に生活の中に適度に趣味の時間を取り入れましょう。又、医師としては、ストレスで困っている方の手助けをしてあげたいと思っています。

2004-10-06

不妊症
不妊症とは「正常な夫婦生活があるにもかかわらず、2年たっても妊娠の成立を見ないもの」と国際不妊学会では定義付けています。避妊しないかぎり1年以内に約80%、2年以内には約90%の人が妊娠し、それ以降の妊娠率はきわめて低くなっています。近年、不妊症患者は増加傾向にあると言われています。
 不妊症の原因は多種多様ですが、一般的には女性側原因が約50%、男性側原因が約40%、 原因不明が約10%とされています。
 昔から、不妊症は女性の病気という概念がありますが、 実は不妊症の約半分は男性側に原因があり、また御夫婦双方に原因のある事もありますので、御夫婦で検査するのが原則となっています。男性も女性と同様の責任を負わねばならないのです。  
 近年、医療技術の進歩により、体外受精・卵管鏡等、不妊症治療技術は著しい進歩を遂げています。様々な治療法の中からどれを選択するかは、不妊症の原因、程度、患者さんの希望等を考慮して決められます。そして一つ重要な事は、不妊治療は身体だけ治療しても治りません。人間は心が70%、身体が30%と言うように、心のケアが最も大事となっています。そのためにも、御夫婦2人で協力し合い、前向きに治療に取り組んで行く事が大切だと思います。不妊で悩まれている方は1人で悩まず、是非一度医師に相談してみて下さい。

2004-10-06

心療内科、精神科の専門医の受診をお勧めします。
精神疾患は、非常にありふれた病気でありながら、どんな治療が必要なのか自身で判断するのが困難なことや、心療内科、精神科の受診にためらいを感じることから、一般内科を受診される患者様が多いようです。しかし、精神疾患の治療には正確な診断が不可欠であり、診断は主に問診(患者様との会話)によって行われることから、専門的な知識と経験が必要となります。精神疾患の診断において、チェックリスト、検査データ、画像診断は補助的なものにすぎません。さらに、診断に基づいて精神科薬物療法を安全に行うためにも専門的な知識と経験が必要です。精神疾患も他の身体疾患と同様に早期発見・早期治療が重要なことから、できるだけ早い時期に心療内科・精神科の専門医の受診をお勧めします。

2004-10-06

アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎の患者さんは、全身のカサカサ肌(乾燥肌)を合併している場合が多く、局所のみの治療ではすぐに再発、悪化を繰り返します。悪いところを治療するのも重要ですが、悪くない肌に保湿クリームを常に外用することにより、湿疹の再発を抑制することができると考えております。

2004-10-06

網膜色素変性
夜盲と進行性の視野欠損を伴う疾患で、現在有効な治療法がないと言われています。
米国留学後、慶應義塾大学病院眼科に網膜変性外来を開いており、研究を続けています。