
湿疹は、皮膚科を受診される患者様に、とても多く見られる症状です。
ブツブツや小さな水ぶくれ、赤みなどが混ざって現れ、痒みも伴いがちです。
地球上にはカビ(真菌)がたくさん存在しており、私たち人間と共存しています。
納豆菌や乳酸菌といった生活に役立つものばかりでなく、人間に病気を起こすカビもいます。水虫菌もその一つで、正式には白癬菌(はくせんきん)と呼ばれます。
皮膚に直接触れたものが原因となって生じる炎症や湿疹を、接触皮膚炎(かぶれ)と言います。原因となる外的刺激が特定されていない場合に、こう呼ばれます。
単純ヘルペスウイルスの感染で起こり、顔にできる1型と外陰部や臀部などの下半身にできる2型ウイルスの2種類があり、初感染で口内や外陰部に発疹が生じたときは高熱と激痛が伴います。
水痘・帯状疱疹ウイルスの感染によって発症するため、水痘を経験した人にのみ、起こります。
ケガを負ったら、まず圧迫止血をしてください。清潔なガーゼや布で押えます。
ティッシュペーパーを用いると、傷口に貼り付くので避けましょう。
『皮フのできもの』は、腫瘍の可能性があります。
腫瘍には、良性から悪性のものまで非常にたくさんの種類があり、摘出するまで診断がつかないことも少なくありません。
傷が治癒する過程において傷を埋める組織が過剰に増殖し、しこりのようになったものがケロイド、および肥厚性瘢痕です。
巻き爪とは、足の指にある爪の両端の先端部が、大きく内側に湾曲した状態を言います。
負担のかかりやすい親指の爪が巻き爪になることが多いのですが、その他の指の爪もなることがあります。
眼瞼下垂とは、上まぶたが下垂しているために、上まぶたが開けづらくなる状態です。
逆さまつ毛には、睫毛乱生(しょうもうらんせい)と眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)の二種類があります。睫毛乱生は睫毛の並び方が不揃いで、睫毛の一部が角膜(黒目)に触れて刺激し、痛みや痒み、異物感などを生じさせます。
わきの汗の悩みは、人からにおいを指摘された、洋服が黄ばむという悩みと、わきから滴るくらい汗をかいて、ブラウスを着ると困ってしまう、などの悩みがほとんどでしょう。
陥没乳頭とは、乳頭が突出しておらず、乳輪より奥に引き込まれていて凹んでいる状態です。美容上の問題になるほか、乳腺炎といって、乳腺が炎症を起こして乳房が赤く腫れ、強い痛みを伴う疾患にかかりやすくなります。
包皮口(輪)が狭いために包皮がむけないケースを「真性包茎」と言い、思春期男性の100人に一人くらいいると言われ、成人まで続く場合は治療が必要になります。
日本人の約半数が一重まぶたです。日本人に一重が多い理由としては、日本人は二重を作る筋肉の発達が弱いことが指摘されています。
二重まぶた手術をすると、目が大きく開いた感じになるため、若い女性に希望者が多く見受けられます。
二重まぶた手術には、主に「埋没法」と「切開法」の二つの方法があります。
目元のアンチエイジングに関して、上まぶたのたるみ取り(眉下切開法)、眼瞼下垂症手術、下まぶたのたるみ取り、経結膜脱脂術等を行います。
目の下のたるみ・クマは、若い人にも認められ、老け顔(実年齢よりも老けて見える)を演出してしまいます。
小じわ、プチ整形に関して、ボトックス注入、ヒアルロン酸注入、スキンタイトニング(高周波治療器)等を行います。
顔のしわ・たるみに関して、ボトックス注入、ヒアルロン酸注入、スキンタイトニング(高周波治療器)等を行います。
美肌(しみ・そばかす・肝斑)に関して、外用療法、内服療法、点滴・注射療法、ピーリング、イオン導入等を行います。
黒アザは、正式には色素性母斑(母斑細胞母斑)と言います。
色素性母斑の小さいものがホクロで、1cm程度を超えるものを黒アザと呼んでいます。
赤ら顔は、皮膚の毛細血管が拡張し、透けて見える状態です。
赤ら顔のタイプには大きく分けて2つがあります。
一つは、毛細血管の1本1本を皮下に確認できるタイプで、もう一つは1本1本の毛細血管は確認できずに、皮膚全体が赤みを帯びているタイプです。
ラジオ波高周波メスは、形成外科用の電気メスです。
ラジオ波高周波メスなら、細かい患部の焼却や止血が可能です。
フォトフェイシャルで、IPL(インテンス・パルス・ライトの略で、有害な紫外線のカットされた、幅広い波長を持つ、やさしい光)の光の熱によって、毛根を破壊して脱毛処理を行います。
男性の薄毛は、「男性型脱毛症」(AGA:androgenetic alopecia)、通称「薄毛症」と呼ばれます。日本の成人男性の4人に1人が、薄毛症と言われます。
ファッション感覚で、あるいは自分を強く見せようなどと、刺青(タトゥー)を入れる人が増えています。しかし年月の経過とともに就職や結婚に差し支えたり、銭湯や温泉、プールの入場を断られたりして後悔する方も少なくありません。
刺青のタイプによっては元に戻すのが難しいケースもありますが、刺青とは気づかれない程度の傷跡に変えることは可能です。