当院の特色
男性の性の病気(STD)
性行為を介してうつる感染症
性病(STD)は、現在は「性病」もしくは「性感染症」と呼ばれますが、かつて一時は「性行為感染症」と称されていました。この呼称のうちの“行為”という言葉が生々しいという理由から、今では使われないようになりました。
しかし、この呼称は性病の本質をよく言い表しています。 性病とは、主に性行為を介して人から人へとうつる(水平感染)病気だからです。英語でもSTDつまりsexual transmitted disease(=性により感染する病気)と言われる所以です。性病はほとんどの場合、夫婦間、恋人間、風俗店での性行為によって、精液や腟分泌液、血液を介して感染していきます(ここで「性行為」とは、性交そのものだけを指すのではなく、口腔性交(オーラルセックス)など、広い範囲の性行為(粘膜接触)を含みます)。
まれに垂直感染(母子感染)と言って、子宮内の胎児に胎盤を通じて、あるいは出産の際に産道を通過中に、または出産後母乳を介して感染するケースも無いわけではありません(先天梅毒、HIV感染など)。しかし、現在においては極めて稀ですし、そうした危険がある場合には、それに応じた医学的処置がしっかりとられますので、通常、心配する必要は無いでしょう。
クラミジア、淋病、コンジローマについて詳しくは以下「男性の性病・泌尿器科サイト」をご参考ください
